文字:ぼくらの考え方で世界は変わる CHALLENGE TO CHANGE 文字:ぼくらの考え方で世界は変わる CHALLENGE TO CHANGE
文章:私たちは自発的に学びを得る機会を提供し、持続可能な社会に貢献できる人間の育成に取り組みます。
文章:SDGsの課題は案外身近なところに存在します。まずはそれを生徒自身が実感すること、そして、地域の皆さんや、社会とつながりを持ちながら取り組むことで等身大のSDGsを意識し、行動していく。
文章:日本、そして世界の未来を担っていく、次の世代のこどもたちが希望を持って未来をかたち作っていってくれることを心から願っています。
文字:STUDY WELL ‼︎
タイトル:CASE STUDY

学生が行っている活動の
一部をご紹介します

[ 江崎グリコ ]

(株)江崎グリコさんと青稜は、学内に置かれた「17アイス」の自販機を使って、アップサイクルの共同プロジェクトを進めています。食後に廃棄されるアイススティックを生徒会が回収し、外部の加工業者にお願いして、エコ箸やエコカップなどの卒業記念品に作り替えてもらっています。生徒の日常の楽しみが自然にSDGsに繋がっていく、青稜らしい取り組みの一つです。

画像:セブンティーンアイスの自動販売機と、その前に集まる生徒たち

[ 花王 ]

青稜の校内には(株)花王さんの自販機が設置され、そこでは洗顔料やハンドクリームなどを販売しています。その意図は、男女ともにスキンケアをしやすい空気を作ることで、身近な場面に潜むジェンダーバイアスを是正すること。自分の中にある「男性だから/女性だから」という無自覚なバイアスに気づき、課題として認識することのきっかけになって欲しいと思っています。

画像:スキンケア・ボディケア用品の自動販売機

プラ100%リサイクル

[ サントリー ]

コロナ禍で学内の冷水器を廃止したタイミングで、青稜は(株)サントリーさんに天然水のペットボトルだけを入れた自販機を用意してもらいました。サントリーさんが進める水平リサイクル(プラスチックの100%リサイクル)を生徒たちに知ってもらうことで、水の大切さだけでなく、ゴミ分別の重要さを改めて啓蒙する取り組みとなっています。

画像:ペットボトル天然水のみを扱う自動販売機

太陽光発電の利用

[ しろくま電力(パワー) ]

青稜が使用する電力は、すべて太陽光発電企業「しろくまパワー」によるものです。全国各地に配備された太陽光パネルが集める大量の再生可能エネルギーが、生徒たちの学校生活を支えてくれています。また、学内には非常時を想定した太陽光パネルも設置されており、そこで集めた再生可能エネルギーは、平常時には学食用自販機を運転する電力として使用されています。

画像:屋外 発電設備の前に集まる生徒たち

青稜には、中学2年生と3年生が合同で参加するゼミナール授業(選択授業)があり、数あるゼミの中でも、様々な企業の方々と一緒に未来志向の新しいSDGsアクションを模索していく「SDGsゼミ」が人気です。近年では、自然食品を販売する(株)オイシックス・ラ・大地と一緒に、廃棄される食材(大根の葉や昆布の根元など)を用いた商品開発を実施しています。

画像:iPadを使用し、授業を受ける生徒の様子。オンライン上で企業とミーティングを行なっている。

青稜の名物部活の一つに、社会貢献活動に勤しむ「SDGs部」があります。国際問題の解決に向けて募金活動を定期的に実施したり、環境問題への対策として地域の清掃活動や緑化活動に励んだり、また、文化祭ではフードロス問題への取り組みとして規格外野菜を使用したジャムやピクルスなどを作っています。企業の方々と一緒に活動する場面も多く、毎年70人ほどの部員が集まる人気の部活です。

画像:屋外 路上で募金活動を行う様子