10月22日(木)、「青稜3年スポーツフェス」が行われました。
中学3年生の生徒達自身が企画・運営したスポーツ大会で、大会の命名も、もちろん生徒達。”学校生活を楽しみたい”彼らの気持ちが大会名からも伝わってきます。
本校で中学生が立案・企画して学校行事を行うのはこれが初めて。学級委員の案で、8月から生徒達自身で会議を開き、教員に相談をしながら準備してきました。
開会式では選手宣誓が行われ、中学校全体の体育祭とは一風変わって、団長達自身の言葉で、宣誓が行われます。
印象的だったのは「コロナに奪われた青春を取り返す!」「青田先生(本校校長)、優勝したクラスには何かください!」という宣誓。
中学生らしさと、この未曾有の事態に立ち向かう若者の、エネルギー溢れた大会開始の合図となりました。
競技内容は”自分たちで選んだ”ということでリレーに偏りのあるプログラムとなりましたが、自分たちで選んだ競技なだけあって白熱の試合が続きます。
優勝したクラスにはもちろん、青田校長からの”プレゼント”が贈呈されました。
閉会の挨拶、この「フェスティバル」の立役者となった学級委員はこう語ります。
「コロナで中止になった行事を、一つ取り返せたと思います。そして、みんなで行事を作り上げる大切さに気づきました」
青稜生達はこの未曾有の事態に向き合い、普段と同じかそれ以上に学んで、挑戦して、何より学校生活を自分達で選んだ方法で楽しんでいます。
生徒達を誇りに思う、そんな「スポーツフェス」でした。