青稜通信[図書室]

2010年07月21日 12:12

図書室より:「新着図書 夏号」を発行しました

新着図書を紹介する小冊子の最新号を発行しました。今年4月から6月までに図書室で購入した、新着図書の一覧が掲載されています。図書室に置いてあるほか、各クラスにも配布してあります。
この冊子に掲載されている新着図書の中からいくつかを、以下にご紹介します。


○『ニッポンの大発明 ―歴史を変えたメイド・イン・ジャパン―』 グレイン調査団編
辰巳出版 請求記号:507.1
日本で発明され世界中で使われている品々が、製品化にこぎつけるまでのエピソードなども交え紹介されています。ここに登場する品々は、私たちの日常で当たり前のように用いられているものばかりですが、日本で作られたということを知らずにいたものがたくさんあり驚かされます。また、多くの苦労を乗り越えずして、大きな発明は成し遂げられないのだということにも思いが及ばされます。


○『森が消えれば海も死ぬ 第2版 ―陸と海を結ぶ生態学―』(ブルーバックス)
松永勝彦著 講談社 請求記号:519.8
海で魚介類が減少したり海藻が育たなくなったりする要因が、森林の伐採や、森林の間伐がなされていないことなどにあることが、科学的根拠を示しながら述べられています。
目を覆いたくなるような生態系の破壊の様子が数多くとりあげられていますが、この現状を回復していくための方策も示されており、救われる思いにさせられます。


○『作家の読書道 3』 Web本の雑誌編 本の雑誌社 請求記号:910.26
伊坂幸太郎、宮部みゆき、東野圭吾など、誰でも知っている小説家から少しマイナーな小説家まで、作家がどんな本を好んで読んでいるかを集めたインタビュー集です。作家の読書傾向と、どんな事を考えて書いているかを非常によくまとめていると思います。好きな作家が読んでいる本を読みたくなるかもしれません。


○『夜行観覧車』 湊かなえ著 双葉社 請求記号:913.6-MI
映画「告白」の原作者の新作。高級住宅地で起きた医師殺人事件の謎。容疑者である息子とその姉、姉の友人、隣家の家庭内暴力を振るう少女とその家族、近所のおばさん、様々な人の視点から語られます。「実は嫌な人」を書かせると名手の湊かなえですが、今回は、最初は嫌な人に見えた人が最後に……という救いのどんでん返しもあります。