青稜通信[図書室]
図書室より:「新着図書 春号」を発行しました
新着図書を紹介する小冊子の最新号を発行しました。今年1月から3月までに図書室で購入した、新着図書の一覧が掲載されています。図書室に置いてあるほか、各クラスにも配布してあります。
この冊子に掲載されている新着図書の中からいくつかを、以下にご紹介します。
○『黄金比 ―自然と芸術にひそむもっとも不思議な数の話―』(アルケミスト双書)
スコット・オルセン著 藤田優里子訳 創元社 請求記号:414
自然界のいたるところに黄金比は隠されています。また、古代文明の時代から現代に至るまで、人類は宗教、芸術、建築など、文化のなかに黄金比をとり入れてきました。私たちの身近にも、黄金比が使われている品々が多く存在しています。本書にちりばめられている神秘的ともいえる数の世界には、大いに惹きつけられるものがあります。
○『ここまでわかった新・太陽系 ―太陽も地球も月も同じときにできてるの?銀河系に地球型惑星はどれだけあるの?―』(サイエンス・アイ新書) 井田茂・中本泰史著
ソフトバンククリエイティブ 請求記号:444
本書のねらいは、太陽系そのものについて単に説明するのではなく、未知であったものが明らかにされてきた過程を辿りながら太陽系を把握できるようにすることにあります。本書を読み進めていくと、惑星科学の進歩に感心させられる一方で、広大無辺に広がる宇宙のごくごく一部である太陽系について、知ることのできない事象がまだまだたくさん残されていることにも思いが及ばされます。
○『廃墟に乞う』佐々木譲著 文藝春秋 請求記号:913.6-SA
こちらは2009年度の、直木賞を受賞した作品です。北海道を舞台に、休職中の警察官である仙道が知り合いから持ちこまれる事件に関わっていく短編集。ジャンルはハードボイルドに属するでしょう。仙道刑事は、過去、彼が扱った事件に後悔を残していて、犯人を断罪する探偵というよりは、犯人や被害者の心に同じ悲しみを寄り添わせる神父のような位置にいます。ベテラン作家の味わいが感じられる一作。
○『蝦蟇倉(がまくら)市事件 1』伊坂幸太郎他著 東京創元社 請求記号:913.68
新進気鋭のミステリー作家たちが架空の街、蝦蟇倉を作り上げました。不可思議な事件が起きる架空の町(モデルは鎌倉?)を舞台に、不可能犯罪のショートストーリーを複数の作家が描きます。ブラックユーモアの漂う、ミステリー小説のアンソロジー。現在、二巻まで出ており、一巻は他に大山誠一郎・伯方雪日・福田栄一・道尾秀介が著者です。「蝦蟇倉市事件」で検索すると、ホームページで地図や企画が見られます。







